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ダイカスト鋳造品の製造工程について
2013.07.03
【ダイカスト】
ダイカスト鋳造品を得るためには、様々な工程を通過しなければいけません。
その最初の入口となるのが、金型設計です。
ダイカスト鋳造品を作るためには、その形状を作りだす型が必要です。熱した金属材料などを型に流し込むため、金型にも金属材料が利用されています。
金型製造の場合は、2次元図(2D)、3次元図(3D)があれば、図面をもとに金型を作りあげることができます。もしお持ちでない場合は金型設計を行います。
このようにして製作した金型を使用してダイカスト鋳造が行われます。
ダイカスト鋳造の際には、アルミニウム、亜鉛、マグネシウムなどの金属を溶解し、製作した金型へ射出します。これでダイカスト鋳造品ができあがります。
ただし、これで完成ではなくトリミングを行います。例えば、製品が湯道・湯溜まりとつながっているゲートを切り離します。
後は検査を行い、穴あけ加工などの機械加工による後加工を行い、ダイカスト鋳造品の完成になります。
ダイカスト鋳造を行う際には必ず金型が必要になります。
実はこのダイカスト金型の製作費用はかなりのコストがかかります。そのため、ダイカスト鋳造ではなく切削加工により製品づくりをされる方もいらっしゃいます。
そこで、太陽パーツでは、ダイカスト金型の製作費用を従来の半額に抑える【エコダイカスト】の技術で皆様の製品づくりをサポートしております。
なぜ金型費用が従来の半額になるのか、自社の製品の製造コストも下げられるのか、など詳しく知りたいと思って下さった方は、ぜひ一度太陽パーツまでご相談ください。