ブログ
切削加工の基礎について
2013.08.09
【切削加工】
切削加工は、専用の切削工具を用いて対象物を徐々に削り取っていく加工法です。そのため除去加工とも言われています。
この切削加工も塑性加工の一部であり、金属だけではなく木材や、プラスチック加工などにも用いられることがあります。多様な造形作業において一般的な加工手段であり、多くが機械力を利用した専用の工作機械と多様な専用工具によって行われます。
被加工材は工具によって切り出され、切り出された部分は切りくずとなって排除されます。
切削工具は様々な種類があり、セラミックによるものや超鋼付刃バイトと呼ばれる切削工具もあります。
切削する際の切りくずは様々な形をしていますが、それは工具の形状、回転数、素材の炭素含有量、硬度、ねばさ、乾式か、切削油を潤滑剤として使用する湿式かなど、様々な要因によって変わります。
切りくずによって切削状態をいくらか知ることができるので、切りくず形状は素材の性状、表面の性状を知る上で大きな情報源です。
工具の刃先に切削対象の金属が付着し、刃の一部であるかのようにふるまう現象を刃先構成と言いますが、刃先構成は素材表面を荒らしたり、工具に余分な力を与えることがあります。そのため、素材の性質に合った工具の選定は重要となります。
太陽パーツでは、機械加工を得意とし、切削加工にも強みを持っております。
金属からプラスチックまで、切削でお困りのことがございましたら、ぜひお気軽に太陽パーツまでご相談ください。