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アルミダイカストの製造工程と金型コスト

2013.10.03 【ダイカスト/加工について】

アルミダイカストは、アルミニウム・ダイ・キャスティングの略で、しばしばADCと呼ばれることもあります。

ダイカスト製法で合金を作る際、高速で、溶融金属が注入されるため、溶融金属は流動的である必要があります。この流れが悪ければ溶融金属は流し込まれる金型内壁に焼き付いてしまうことがあり、金型の破損につながります。

そのため、アルミニウム合金をダイカスト鋳造する際に、Fe(鉄)が添加されます。
流し込まれた金属は、冷たい金型の温度に触れるため、急速に凝固し、製造サイクルの一工程は比較的短いため、短期間で大量生産が可能になります。

この短時間で凝固することを”急冷凝固”と言います。
急冷凝固による製造法の場合、金属の中に含まれている不純物が機械的性質に及ぼす影響が少なく、鋳造の原料に不純物が比較的多く含まれる再生金属を利用できるため、コストメリットが大きくなります。
急冷凝固は、砂型によるゆっくりとした凝固に比べ、金属の組織が緻密になるため、機械的性質が向上するというメリットもあります。

また、ダイカスト金型は高精度のものが鋳造できますが、素材には耐熱鋼などが用いられるため高価になります。ただし、短時間で大量生産ができるため、コスト面でも優れた鋳造法であるといえます。

太陽パーツでは、そんな高価なダイカスト金型の製作費用を半分に抑える製法、【エコダイカスト】の提案を行っております。
製品製造のコストを抑えたい場合など、ぜひお気軽にご相談ください。
切削加工などの他の加工法で製造されている場合でも、ダイカスト化することでコスト削減につながる可能性もございます。

まずはお気軽にご相談ください。

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