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金属素材を加工する方法の種類~研削加工~

2013.11.20 【加工について】

金属素材を加工する方法として、どのような種類があるのか主なものをピックアップします。

金属加工の方法には、大別すると3種類に分かれます。
研削加工・切削加工・特殊加工があり、今回は【研削加工】についてご紹介します。

研削加工という言葉ではあまりピンとこない方もいるのではないしょうか?
基本的には、砥石で加工すること考えておけばイメージがわきやすいかもしれません。

研削加工自体は砥石の砥粒が加工することと理解していただければ問題ないと考えます。
その目的は、目的の素材の厚みを抑えたいときや表面精度を高めたい時に利用されます。

加工機械としては研削盤というものを利用します。
研削盤で出来ることは下記の5点などがあります。

●平面研削
ワークのテーブルを動かして対象物を削る手法です。主に砥石の外周を使います。

●円筒研削
対象物を高速回転させ、対象物の外周を削る手法です。厚みの変化もさせます。

●内面研削
穴の内側を主に加工する方法です。

●プロファイル研削加工
細い溝加工に利用します。

●電解研削加工
電解溶液中で加工する方法です。
電気的に表面を溶かす加工になりますので、砥石が必要なく表面がきれいな加工ができます。

●センタレス研削
調整車と砥石間にて加工物を挟み込んで加工をします。
主に棒材や線材など円筒状のものの研削に適しています。

表面を綺麗に仕上げたり、薄くしたい時には研削加工が最適です。

金属素材の加工のことならお気軽に太陽パーツまでご相談ください。

次回は切削加工についてご紹介します。

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