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金属素材を加工する方法の種類~特殊加工~
2013.12.04
【加工について】
金属素材を加工する方法として、どのような種類があるのか主なものをピックアップします。
金属加工の方法には、大別すると3種類に分かれます。
研削加工・切削加工・特殊加工があり、前回までに研削加工と切削加工についてご紹介しましたが、今回は【特殊加工】についてご紹介します。
特殊加工には、実は様々な加工法がありますが、今回は下記の3つの特殊な加工についてご説明します。
●放電加工
放電により対象物の一部分を除去する加工法です。
放電加工機には大きく2種類あり、電極の形状で型を掘る放電加工機と、ワイヤを張って電流を流すことで工具とするワイヤー放電加工機があります。
●レーザー加工
レーザー光を照射し、切る、穴あけ、焼き入れなどの加工を行います。
実際、レーザーの照射力を変化させることでさまざまな加工方法に応用できることがあげられます。
文字印刷にも利用でき、レーザーが当たるものは何でも印刷が可能です。色見もレーザーの調整で対応できるところもあります。
●超音波加工
対象物と工具に加工液を入れて、超音波で工具に微細振動を与えて加工する方法です。
その他にも特殊加工には、電子ビーム、電解加工などがあり、目的の製品に合わせた加工法を選択する必要があります。
ただし主には、切削や研削で対応することが多くなります。
太陽パーツでは、あらゆる加工法に精通し、お客様の製品づくりをサポートしております。
作りたい製品、用いたい加工法など、まずは太陽パーツまで一度ご相談ください。