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アルミダイカストの主な製造品と特徴

2013.12.20 【ダイカスト】

アルミダイカストは主にどういったものに用いられているでしょうか。
現在日本では、アルミダイカスト市場の8割から9割が自動車部品であり、中でも最近はステアリング関係の部品に対するニーズが高まっています。

その他の製品としては、パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、家電においては冷蔵庫や洗濯機、ミシンなど、身の回りの多くのアルミニウムが使われている製品にはアルミダイカストが用いられています。

アルミニウムは安価で再生が容易であるため、注目されており、軽量であるために輸送も低コストです。例えば自動車が軽量でかつ安全性を保っていれば、環境負荷は低減されます。
こういった点でアルミダイカストは、高精度かつ肉薄である製品でも造形でき、また適切な熱処理もできるため、強度、機械性質の保持も期待できます。

現在では0.5ミリ以下の肉薄化もアルミダイカスト製法で行われています。
また、最近では低圧アルミダイカストという鋳造法も、注目されており、この製法は金型の疲労低減、ダイカストマシンの小型化、金型のつなぎ目に溶湯が入り込む際に起こるバリ生成の低減、などのメリットがあります。

通常溶湯の圧入には100MPa程度の圧力が必要になりますが、この製法では700度の溶湯を46MPaの圧力で注入します。このように、アルミダイカストは現在でも製法の改善が進められており、将来性のある優れた鋳造法として広く受け入れられています。

太陽パーツではダイカスト技術に強みを持ち、高精度・高品質の製品づくりだけでなく、お客様のコスト負担の削減まで力を入れております。ダイカストのこと、その他機械加工などを含めてモノづくりのことならどのようなことでもお気軽にご相談ください。

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