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アルミダイカストの具体的な製法

2014.04.11 【ダイカスト】

本日は、アルミダイカストの製法を順を追ってみていきましょう。

アルミダイカストでは、溶解させたアルミ合金などを高圧力をかけて金型に流し込みます。
溶解したアルミ合金には高圧力がかかっているため、材料は金型の隅々まで行き渡ります。

溶解したアルミ合金は、一般的には柄杓(ひしゃく)で掬われ、スリーブと呼ばれる溶解金属の通り道に流し込まれます。流し込まれた溶解アルミ合金は、油圧シリンダによって加圧され、金型部分まで送り込まれます。

ゲートと呼ばれる湯口を通ったあと、金型のキャビティーと呼ばれる製品部分に入り、溶解アルミ合金は製品形状に広がります。この時に水蒸気などが発生するため、金型の上部にはガス抜き穴が設けられます。

さらに、ガス抜き穴の部分にオーバーフローした溶解アルミ合金が流れ込みます。
この対策をとることで、キャビティー内には製品部分に必要な溶解アルミ合金が余すところなく満たされます。オーバーフローした部分は切削により切り取られ、もう一度製品の材料として溶解させられ、再利用されます。

金型は一般に固定型と可動型の2つの金型によって構成され、この2つの金型によって溶解金属を挟み込みます。
双方の金型は十分な力で締め付けられ、溶解金属が効率よく再結晶するようにされます。再結晶とは溶解してバラバラになった金属分子が、もう一度固体の時の形を取り、元の性質を取り戻すことです。

太陽パーツでは、アルミダイカストを含め、ダイカスト鋳造に対応しております。
コスト削減などをお考えの方は、特に一度太陽パーツまでご相談ください。

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