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大量生産が可能なアルミダイカストの最終工程の重要性

2014.07.11 【ダイカスト】

アルミダイカストは、量産ができる事や一定の寸法で製品を作り上げる事ができるため、建材や自動車の部品などあらゆるところで用いられている製法です。
このアルミダイカストが実際にはどのような工程をたどるのか、知っている方はそれほど多くはないでしょう。

本日は、一般的なアルミダイカストの工場で行われている、製造の工程についてをわかりやすく簡単に説明します。
アルミダイカストは、主に「溶かして」「流し込んで」「固めて」「仕上げして」「検査して」「梱包して」「出荷する」という7工程を行ってつくり上げるのです。

まず溶かすという部分ですが、アルミニウムなど製品の材料を配合して「溶解」させます。アルミニウムはアルミダイカストに使う時は、かなりの高温で溶かす必要があるので、多少コストがかかると言われています。

溶かした材料を、高圧で高速で型に注入させる作業を次に行います。この注入で製品に差が出てくるとも言われています。

次に高速凝固を行う事によって製品のバラ付きを抑える事ができると言われております。
製品が十分固まったら型から抜き出しする事になりますが、この時の状態を見ると「たい焼き」のように感じることもあるかもしれませんね。

固まった後は全ての型から製品を出してバリ取りを行う事になります。仕上げの前の段階ですね。
この工程が実は一番人間の手を使って行うのではないでしょうか。全てのバリを取ってしまったら、バフかけなど研磨をしたりして製品を整え、一度検査をしてから次の加工をしたり、アルマイトなどの処理をしたりします。

そして再び検査をして出荷という事になるのです。
アルミダイカストは意外と手間がかかるものの、大量生産をするにはもってこいの製造方法なのです。

太陽パーツでは、アルミダイカストを含めたダイカスト鋳造において、金型製作から鋳造、そして組立や検査も行い、お客様の求めるカタチで納品いたします。
また、頭を悩ませる金型製作費用も従来の半額になる製法も行っておりますので、まずは一度ご相談ください。

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