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アルミダイカストでできた屋根のメリット
アルミダイカストといえば、自動車産業など幅広い産業で使われる鋳造技術です。
では自動車産業以外に、アルミダイカストの特性はどのような産業で利用されているかご存知でしょうか?
そのひとつが建築業界です。
例えば、日本家屋につきものといえば屋根瓦ですね。
この屋根瓦は長期にわたって家の中への雨を防ぐ大切なものです。
従来の屋根瓦は粘土を成型し焼き固められたものです。こうしてできた屋根瓦を屋根に敷き詰め瓦屋根が出来上がります。
ただ、この粘土で作られた屋根瓦には重くて割れやすいといった欠点があります。
そこで誕生したのがアルミダイカストの屋根瓦です。この屋根瓦の最大の特徴は非常に軽量であることで、通常のものと比較して重量が1/3程度になります。
軽量であることは、家屋自体にかかる力が小さくなりますから、耐震性が向上し地震が発生時した場合にも、家屋本体への影響も非常に小さくてすむようになります。
また、アルミダイカストで出来上がった屋根は、粘土瓦と比較して非常に強度が高く、特に何もしなくても屋根としての機能を長期にわたって維持することが可能になり事実上メンテナンスフリーになります。
当然、材料がアルミですから、リサイクルが可能で地球環境にも優しいともいえるでしょう。
アルミダイカストの屋根は材料の特性をうまく利用した製品のひとつですね。
このようにアルミダイカストは様々なものとしてお使いいただける製品を製造することができます。
軽量化したい、強度の高い製品にしたい、そんな時はアルミダイカストを検討してみてはいかがでしょうか?
太陽パーツではお客様のアイデアをカタチにするお手伝いをしております。
まずは一度お気軽にご相談ください。