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アルミ鋳物の鋳造方法のひとつ【金型鋳造】
2011.08.17
【ダイカスト】
アルミ鋳物を造る方法として、ダイカストなどをご紹介してきましたが、本日はその製造方法の一つ、金型鋳造に関してです。
そもそも金型とは、金属製・樹脂製の部品をプレス加工のような塑性加工・射出成型などで製造するための型になります。
アルミ鋳物を製造する場合には、大きく分けて、砂型鋳造・金型鋳造・ダイカスト鋳造がありますが、本日はそのうちの金型鋳造のご紹介です。
金型鋳造は、鋳鉄や耐熱合金鋼でる暗れた鋳型で整形する方法になります。
金属が溶解され液体状になった溶湯のみの重力で鋳造するのが金型鋳造です。
重力のみで鋳造するため、金型重力鋳造法とも呼ばれます。
金型鋳造のメリットとしては、鋳造時の冷却速度も早く、鋳肌・寸法精度の良い緻密な鋳物製作が可能になります。
特に耐圧性・機械的性質などに優れている鋳造方法です。
この金型鋳造は、重力で鋳造するのが特徴的であり、日本では金型鋳造と呼ばれていますが、アメリカではPermanent Mold Casting、イギリスではGravity Die Castingと呼ばれています。
しかし、総じてダイカストと呼ばれるときもあります。
本日はアルミ鋳物の鋳造法のひとつである金型鋳造についてでした。
金型鋳造に関してなら、お気軽に太陽パーツまでご相談ください。