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ダイカストが地球や環境に優しいのはなぜ?

2017.01.11 【ダイカスト】

どんな製品を作るにしても材料の切れ端は残ってしまうものです。それは衣服の製造にも言える事ですが、金属加工業でも材料全てを製品に充てる事はできません。
切粉と言われる切りくずが出ますが、この切粉は一か所に集められて業者にゆだねる事になるのですが、よく考えてみるとこの切粉を含めた製品の価格になっているのです。
かと言ってリサイクルをするのは意外と難しいものですよね。繰り返し削った金属を使えればいいのに……。
それを実現したのがダイカストという製造方法なのです。今回はダイカストはどうして地球や環境に優しいのかをお話ししていきましょう。

・アルミ合金を使う事でリサイクルが容易
ダイカストはアルミ合金などの金属を熱して溶かして成形します。成形する時には金型に金属を流し込んで、金型の中で冷えて固まります。
そのため基本的に他の金属加工に比べると端材が出にくい事で知られています。もちろん全く端材が出ないという事ではありません。
日本で年間150万トンもの製品が作られていますが、その内アルミダイカストで使われるアルミニウムは100万トン、そのほかの鋳造で使われるアルミニウムが50万トン程度あります。
実際に余ったアルミニウムをリサイクルしているのはおよそ90%です。もちろんアルミダイカストにだけ再利用されるのではなく、他の金型鋳造でアルミダイカストで出た端材を使う事も多いようです。
こうした事から、ダイカストは地球や環境に優しい加工方法であるという事になるのです。

・ダイカストでリサイクルをする時の注意点
ダイカストはリサイクルできるので地球や環境に優しい加工技術ですが、注意しなくてはならない事もあるのです。
例えば材料には微量ながら他の金属や物質が混ざっている事になります。他の鉱物が混ざる事による製品の影響についても考える必要があるのです。
そのため廃棄する金属を再利用する時には、分別する時に細かく分類して製造に使う必要があります。
しかしこうした分類に使う作業というのはとても大変な作業です。だからこの作業をなるべく少なくするためにも、製品の製造をする時にできるだけ無駄がでないように金型を作るのです。

太陽パーツでは地球や環境に優しい技術、ダイカストでの製品加工を行っています。もちろん無駄を抑えつつリサイクルを行い、コスト削減を実現したい企業に貢献しています。
ダイカストでの部品生産を検討しているのなら、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談ください。

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