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1台で色々な加工が出来る機械【マシニングセンタ】とは

2017.04.14 【加工について】

マシニングセンタはMCセンタなどと言われている金属加工用機械で、日本だけではなく世界中で使われている精密機械装置の一つです。

基本はX軸、Y軸、Z軸の三軸に切削ツールを移動させることができるので、それまで難しかったR加工などもできるようになり、より複雑な製品を製造するのに長けています。
それまでは旋盤加工を行ってからフライスでカットをしたり、横穴を開けたりしていましたが、マシニングセンタの登場によって、一台で製品を完成させる事もできるようになったのです。
マシニングセンタの特徴は、加工するツールをいくつもセットできるという事と、そのツールすべてを使ってプログラムを実行する事ができるという点です。
最近ではさらに発展したマシニングセンタもあり、回転軸のついたタイプのマシニングセンタもあるため、プレス機械やダイカストなどで使う金型を作るのに適していると言えます。
マシニングセンタには様々なタイプがあります。大きく分けると立て型と横型に分けられていますが、それぞれに特徴があり用途によって使い分けられています。
例えば立型のマシニングセンタの場合だと、上から加工している様子を見る事ができますので、設計図と見比べるのが容易です。
ただ、立型の場合には刃物を取り付けるツールセットが真上についていて、製品は真下に置かれたテーブルに装着して加工をする事になるので、切りくずなどが製品を傷つけないように配慮が必要です。
一方で横型マシニングセンタの場合はどうかというと、刃物を取り付ける軸が水平方向についているのと、加工する製品も水平方向にセットされるため、加工をする時に出る切りくずが絡みにくいのが特徴です。
そのため製品の性質によって加工する機械を使い分けする必要はあるでしょう。
ですがこれまでのように二種類の機械を使った加工よりも、より早くより精度の高い製品を作り出せるようになったのは事実です。
1台ですべての加工が終わってしまう事もあるため、特に金型などの精度の高い製品を作る時には適していると言えるでしょう。

太陽パーツではマシニングセンタを使用して、より精度の高い金型を製造しております。金型の事でのお問合せやお見積りはお気軽にご連絡ください。

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