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私達の生活に欠かせない5種類の「金型」~その2~
2017.06.26
【加工について】
今回も前回に引き続き、私達の生活に欠かせない5種類の「金型」についてお話いたします。
ダイカスト金型はアルミ合金などの材料を熱して柔らかくして、金型へ高圧で流し込み冷やして固めるという製造方法です。
金型製造の中でも高い精度を出す事ができる製造法として定着しており、電子部品などの製造や自動車部品や精密機械の部品などを製造するのに適しています。
鋳造金型というのは砂で造った金型に溶けた金属を流し込んで冷やして固めるという技術です。大型の製品を作り出す事ができるが特徴です。
ただし精度についてはゆるめで、お寺の鐘などの製造に使われたりしているようです。
鍛造金型というのは金属をたたく事で鍛錬させながら形を作るという方法です。強度が必要な部品を作る時などに利用されています。
例えば歯車などは代表的な製品ですね。それにエンジンの中で使われているピストンなどの摩耗が激しい部品を作る時に利用される技術です。
これら全ての加工に使われているのが「金型」です。金型を使う部品の製造にはコストがつきもので、どの製品を作るにしても金型に一番コストがかかります。
ですが私たちの生活には欠かす事ができない技術なのもまた事実です。だからこそこれからも金型を使った製造方法は発展していく技術だと言えるのです。
金型を利用しての製品の生産に関してお悩みの方は、ぜひ太陽パーツへご相談お問合せくださいませ。