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切削加工と研削加工は何が違うの?

2017.09.06 【切削加工/研削加工】

金属加工には似ている加工方法がたくさんありますが、今回は「切削加工(せっさくかこう)」と「研削加工(けんさくかこう)」の違いについてを簡単に説明いたします。
まずは「切削加工(せっさくかこう)」から説明しますと、切削加工というのは金属を加工する技術の一つで、機械に取り付けた金属が高速回転をして、その金属に加工工具で削る加工です。
もちろん金属が回転するのではなく工具の方が高速で回転をしながら削るというのも切削加工の一つです。
切削加工では金属に穴を開けたり穴を広げたりする事も可能ですし、ネジを切る事もできますし内径や外径を削って必要な形に加工する事ができる技術でもあります。
切削加工に属する加工は、汎用旋盤、汎用フライス、ペンチレス、NC旋盤、マシニングセンタ、ボール盤、などが当てはまります。
そして切削加工を行う時の工具というのは、バイトであったりチップであったりドリル、突っ切りバイト、溝入れバイト、内径用バイト、外形用バイト、エンドミルなどがあります。
一方「研削加工(けんさくかこう)」というのは、バイトやドリルなどを使う事はありません。この加工技術というのは砥石を使って製品を美しく仕上げるための研磨加工の事を言います。
研削加工に使う機械は、他の金属加工用機械と同様に、超大型の平面研磨盤、大型平面研磨盤、センタレスやバレル研磨、バフ研磨、円筒研磨機などかなりの種類があります。
使用するのは砥石や研磨剤で、美しい仕上がりにする事ができ寸法精度もかなり高いのが特徴です。1/1000の寸法精度を出す事も可能です。
研削加工を行う時は、製品を取り付けて高速で回転する砥石が近づいてくるタイプや、回転している砥石に部品を近づけていくタイプがあります。
金属を鏡のように仕上げる事も可能な研削加工は、主に仕上げを行う時に使われている技術なのです。
いかがでしたか? もっと簡単に説明すると、切削加工というのは金属の塊から部品を製作する時の技術で、研削加工というのはできた製品を仕上げるために使う技術なのです。

太陽パーツは金属加工のプロです。部品を製作してもらいたいとか金型を作って欲しいなどのご要望がありましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいますようお願いいたします。

 

 

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