ブログ
「レーザー加工」に適している金属とは
レーザー加工は金属にマーキングをしたり彫刻をしたり、モチーフや文字などの形に金属を切り抜いたりする加工が可能な加工技術です。
レーザーを使用する事ができる金属であれば、基本的にどんな金属でも加工する事が可能な技術なので、とても重宝されている金属加工技術の一つなのです。
例えば彫刻を作る事ができたり、自動車部品などの生産に使われたり、金属製のネームプレートや医療機器などの生産に利用されている技術です。
昔、まだレーザー加工が出始めの頃は加工が難しい材料もありましたけれど、最近では技術の発達によって様々な材料の加工が可能になっています。
加工に使う事ができる金属はいろいろとありますが、中でもレーザー加工に適している金属は14種類ほどあります。
アルミニウム、これは加工がしやすいという点と電気を通しやすいという特性があるからでしょう。アルマイトや塗装アルマイトなども適しています。
薄肉のプレートや装飾品などに多く使われています。真鍮、被膜金属、金属炭化物などのカーボンも適していると言えるでしょう。
金、銀、銅なども加工しやすく電気を通す特性が活かされます。プラチナ、スチール、錫、チタンなども加工に適しています。
レーザー加工技術は切断や切り抜きだけではなく、マーキングやラベリングなどにも使われている技術ですので、特に製品情報をマーキングするのに役立ちます。
製品情報の中には製品のためのラベリング、製造日、パッチ番号、シリアルナンバー、サイズなどの表示、品質保証のコードに製品へのお名前やメッセージなどが含まれます。
プリントなどだと使用している間にこすれて見えなくなってしまう事がありますが、レーザー加工によるマーキングだとその心配がありません。
様々な用途に使われているレーザー加工は、適している金属を使う事によって、さらに美しく素晴らしい製品に加工する事ができるのです。