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ダイカストだけじゃない!さまざまな鋳造法

2018.02.01 【ダイカスト/加工について】

現代ではさまざまな便利な製品が作られていますが、その多くが金属で作られた部品を組み立てて作られています。そして金属でできた部品の多くは金属加工で作られています。
金属加工には切削を行うものもあれば、金型を使って製作するものもあります。その中でも代表的なものがダイカストですが、ダイカストなどの製造法を「鋳造製法」と言います。
鋳造製造にはダイカストの他にもいくつかあります。金型を使って溶けた金属を固める製造法が鋳造法なので、それと同じ部品の作り方ができるものは全て鋳造法というのです。
一般的にダイカストというのは解けた金属を金型に流し込み、高圧で固めていくのですが、高圧ではなく低圧で製品の製造を行う方法もあります。これを「低圧鋳造製法」と言います。
とても注目されている製法ですが、高圧で行うダイカスト製法とは違って低圧鋳造製法で作られた製品は、高圧で射出された材料を金型に流し込み、金型を合わせて製品を製造します。
一方で低圧鋳造製法というのは坩堝型になっている金型の上下をしっかりと密着させ、圧縮空気を送った時の気圧で材用が注入され、凝固時間が過ぎたら可動プレートが上がり、製品を取り出すkとができます。
他にも注力鋳造法というのがあって、砂型鋳造やアルミ鋳造などがこれにあたります。砂型鋳造の場合は製品一つにつき一つの金型を必要とするので、あまり大量生産には向いてはいません。
アルミ鋳造の場合は金型は一つあるだけでいくつも製品を作る事が可能です。メリットは複雑な製品を作る事ができるという点、砂型の場合には大型の製品を作る事ができるという点です。
空気の巻き込みが少ないので、より複雑な製品を大量に生産する事が可能となるのです。アルミ鋳造法は気密性の高い製品を作る事が可能です。砂中子を使う事も可能なので、複雑な製品を作る事も可能です。
製品の用途によってダイカストだけではなく、あらゆる鋳造技術を使って製品を生産できるので、製品に合った鋳造法を選択するといいでしょう。

 

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