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繊細な加工が得意なレーザー加工の性能

2018.03.09 【加工について】

レーザー加工は金属を切断しながら加工していく特殊な加工技術です。切断加工というとプレス加工というイメージが強いようですが、製品によってはレーザー加工を選択する事もあります。
まずはレーザー加工とはどのようにして加工をしていくものなのかについてを簡単にお話すると、レーザーを使って必要な形に切り抜く事が可能な技術です。
複雑な形状であってもコンピューターで描いた図面通りにプログラムを行う事で、製品の生産を行うので金型を必要としないという特徴を持っています。
普通なら金属をカットする場合は、カットする形状の金型(抜き型)を作って、プレスの力で加工を行うものですが、レーザー加工の場合は金型が無くても同じ形状の部品を作れるところもメリットだと言えるでしょう。
一度プログラミングをしてしまえば、同じ形状の製品を複数作る事も可能ですので、試作品として複数枚製造するにはピッタリの加工技術ですが、大量生産を行う時には時間がかかるのでコストがかかってしまいます。
レーザー加工はとても複雑な部品を作る事が可能ですが、大昔は加工できる金属が意外と少ない技術でした。
近年では鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮、銅、チタン、紙、木、アクリルなどの加工も可能ですし、溶接加工や曲げ加工などもできるので、試作品や少数の部品の生産には最適な加工技術です。
他の金属加工との違いは、レーザーのパワーによって色々な金属や材質を加工できる事です。さらに断面もとてもキレイですし、素材をセットすれば自動的に機械が製作してくれるのも特徴と言えるでしょう。
環境に優しいというのもメリットだと言えるのですが、最大の難点は加工賃が比較的高めであるという点です。それ以外ではレーザーによるダレが出ては困るものには向いていないかもしれません。
もちろんそれも味になると考える製品にはうってつけです。例えばアクセサリーなどの精密加工などがそうです。
レーザー加工は「複雑な形状を作る事ができる」「精密な部品加工を行う事ができる」「小さい製品の加工を行う事ができる」という3つの要素を兼ね備えた加工技術なのです。
コストの問題がクリアできるのであれば……と考えているのであれば、太陽パーツへ相談されてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせはお電話、ホームページのメールなどでも対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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