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ダイカスト鋳造法と砂型鋳造の特徴を比較すると?

2018.04.03 【ダイカスト】

ダイカスト鋳造法と砂型鋳造はとても似ています。というか金型を使って金属を流し込んで固めて部品にするというのは全く同じ方法です。
ですがこの二つの鋳造方法というのは似ている部分もありますが、違っている部分もあるものなので、その違いはどんな事なのかについてをお話いたします。
まずはダイカスト鋳造法についてを具体的に説明しますと、ダイカスト鋳造法はアルミニウムやアルミ合金、その他の金属を熱して溶かし、金型に流して圧力をかけて冷やして固めます。
金型は複雑な形状に作る事も可能で、入子をしたり中子を入れたりして部品の生産を行う事ができます。生産性が非常に高いのが特徴で、一度に大量に精度の高い製品を作る事が可能な製造方法でもあります。
しかも製品の表面もとてもキレイに仕上がるので、処理をする時にもとても処理しやすいというメリットがあります。一つ一つのコストがとても安くなるため、他の金属加工よりも利用する方が多いのも特徴でしょう。
一方で、砂型鋳造というのはどのようなものなのかというと、砂を使って鋳造の金型を作って、その砂型の中に解けた金属を流して冷やし固めて部品の生産を行います。
ダイカストとは違って製品の精度はそれほど精密ではありません。ただ使用する型のコストは安く済むのが特徴ですが、決して一つの製品の価格が安いというわけではありません。
大量生産をするのには向いていません。ただアルミダイカスト鋳造法で製造する事が難しいと言われる大きな部品の生産を行うのには適しているといっていいでしょう。
ただし砂型なので製品の表面はザラザラとしているため、表面処理をする必要があるでしょう。またアバウトな寸法ではなくてしっかりとした寸法が欲しい場合には、二次加工を施す必要がある場合もあります。
太陽パーツではダイカスト鋳造法、砂型鋳造などの製品の生産を行っています。今後砂型やダイカストで製品の生産を検討しているのであれば、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談くださいませ。

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