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金属加工における「除去加工」とは?

2018.05.22 【加工について】

金属加工によって様々な製品の加工ができるようになりました。金属加工の種類は豊富でどんな製品でも加工する事ができます。

数多くの加工の種類がありますが、実は金属加工は大きく分けるとたった二種類しかありません。その一つが「非除去加工」そしてもう一つが「除去加工」」です。
今回は「除去加工」について説明いたします。

金属加工における除去加工というのは、金属を削って加工する加工方法です。もっと簡単に言うと切りくずが出るものが除去加工です。

余分な金属を取り除いて製品の形を作るため、余分な金属は切りくずとなるわけです。この除去加工には「旋盤加工」「フライス加工」「穴あけ加工」「研磨加工」「NC旋盤」「マシニングセンター」などが含まれます。

金属加工の中では主たる加工技術となり、大きな金属の塊を必要な形状に削るなどして加工を行うのです。

無垢の金属から製品を全て削り出す事も可能ですが、コストの面や切削時間の事を考えると、非除去加工と組み合わせて加工を行う事もあります。

例えばパイプなどの場合ですが、パイプ自体はダイカスト技術によって作られたり、押出加工で製造された製品にネジを切ると言った加工も行えます。

二つの加工技術を組み合わせると、製品の加工速度が格段に上がり、製品のコストを抑える事が可能となるのです。

除去加工の良さは、同じ形状の製品を同じ寸法で大量に加工する事ができるという点です。ただし全ての加工を除去加工で行うと時間がかかるというデメリットもあります。

非除去加工と上手に組み合わせる事で、この問題を解決する事ができるため、ダイカストとセットで加工を行う事が多いのも事実です。

良い点だけを組み合わせて製品の製作ができるのも金属加工の素晴らしいところだと言えるのではないでしょうか。

太陽パーツではダイカスト製品の加工はもちろん、二次加工で切削加工も行います。詳細についてはお気軽にご相談ください。

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