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ダイカスト鋳造とロストワックスのそれぞれの特徴 ①

2018.11.09 【ダイカスト】

金型を作ってその金型に材料を流し込み製品を加工する。こうした金型を使って製品を製造する技術を「鋳造」と言います。
鋳造の技術を使った製造方法はたくさん存在しています。現在までに実際に使われている鋳造方法を見てみましょう。

・砂型鋳造
・石膏鋳造
・耐熱シリコン型鋳造
・金型鋳造
・精密鋳造
・遠心鋳造
・連続鋳造
があります。金型鋳造の代表的な製造法にはダイカスト鋳造があり、精密鋳造の中にはロストワックスという鋳造方法があるのです。
ダイカスト鋳造法はよく耳にするかと思うのですが、ロストワックス鋳造というのはあまり聞いた事が無いという方もおられるかもしれません。
今回はこの二つの鋳造方法に注目をしてみたいと思います。それぞれの特徴を2回に分けてわかりやすくご紹介いたします。

【ダイカスト鋳造】
ダイカスト鋳造は溶かした金属(アルミ合金・亜鉛合金など)を金型に圧入し、冷やして固めて製品を作る技術です。一度に大量に製品の生産が可能なため、世界中で活用されている部品製造技術です。
特徴は複雑な形状の製品を作る事ができるという点、そして薄肉の製品を作る事ができるという点、そして高い寸法精度の製品を作る事ができるという特徴を持っています。
製品の表面も美しく仕上げが非常にやりやすいのも特徴です。金型の寿命も高く数千個~数万個ものせいひんを一つの金型で作る事が可能です。
このため部品一つあたりの製品のコストを抑える事が可能となり、多くの部品製造に活用されている製造技術です。他の鋳造技術と比べてみてもかなりメリットが高い鋳造法だと言えるでしょう。
製品の精度の高さや高い生産性により、様々な分野の製品の製造にも利用されています。自動車やバイクなどのエンジン部分、家電製品の部品などにも利用されています。

次回は、ロストワックス鋳造についてのお話をさせていただきます。

ダイカストでの部品生産の事でお悩みの方、小ロットだからといって諦めかけている方、ぜひ一度太陽パーツへお気軽にご相談ください。

 

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