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身近でこんなに!【ダイカスト製品】
金属を使った部品の生産をする技術の一つにダイカストがあります。しかしながら実際にどんな部品の生産をするのに適しているのかはわかりにくいものです。
そこで今回はダイカスト製品がいかに身近な存在なのかをお話いたします。
私たちが普段仕事に行ったり遊びに行ったりする時に利用する『自動車』や『バス』などの重要な部品にダイカストの技術が使われています。
特にエンジンの部分に使われている次の部品をダイカストで造っています。
シリンダーヘッド、シリンダーーブロック、クランクケース、オイルパン、これらはエンジンに使われている部品になります。
またこちらも非常に重要な分ですが、トランスミッションケースやパルプボディそしてトランスファーケースなども生産されています。
普通乗用車はもちろん軽自動車やトラックやバスなどのエンジン部品にもダイカスト製品が多く使われているのです。毎日使うものだからより身近に感じる事でしょう。
他にも例えばパソコンもダイカストで造られた部品を使っています。
近年ダイカスト製品は薄肉でより複雑な製品の製造が可能となっているためでしょう。またアルミ合金を使う事によって製品の軽量化や小型化が可能になるのも選ばれている理由かもしれません。
同じようにカメラやプリンター、コピー機(複合機)などの部品にもダイカスト製品が使われています。ちなみにダイカスト部品は軽くて丈夫で錆びにくいという特性があります。
冷蔵庫や洗濯機なども色々な機能が備わった製品がたくさん出ていますが、持ち運びをしたり移動する時にできるだけ軽い方が良いという事もあって、ダイカスト製品を使う事は非常にメリットがある製造方法です。
他にも文房具やおもちゃや自転車などにも利用される技術です。ちなみに強くて軽い!という特性から、
新型の信号機や新型粉末消火器の容器にも採用されたりと、いかにダイカストが高い技術であるかがわかりますね。