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超精密加工について!

近年では金属加工の技術がどんどん進化しており、想像がつかないほど精密な加工が可能になりました。
加工技術が上がった事によってより複雑な形状の製品をつくれるようになったわけです。

その中で【超精密切削】という加工が登場して話題となっています。

今回はこの超精密切削の特徴やメリットそしてデメリットについてご紹介いたします。

 

まず超精密加工とはどのような加工の事を言うのかを簡単に説明すると、これまでの金属加工では刃物を使って材料を削っていきます。
この時製品や刃物の回転数や切削速度によって精度の高い製品を作り出す事ができます。

では超精密切削とはどのようなものなのかというと、寸法精度が非常に高くナノメートル単位での加工が可能です。
驚く事に超精密切削は研磨で得られる精度の高さではなく、切削加工のみで高い精度を得る事ができるため、これまで研磨では難しかった曲面などの寸法精度を高める事ができるのです。

また、こうした切削加工の事を『ナノ切削』とも言い、これまでは難しかった形状で精度が欲しかった製品を作りだす事が可能となったのです。

代表的なものと言えばレンズなどですね。フレネルレンズは磨くのが非常に難しかったですが、ナノ切削ができるようになったためコストと時間の削減に貢献しています。
ただし加工環境は非常に厳しく、設備投資を行うのにコストがかかってしまいます。温度の調節も厳しく制御だれなくてはならないので、機械に場所をとるというデメリットも考えられるでしょう。

しかしながら切削加工、エンドミル加工、ヘール加工が可能なので、安定した寸法精度の製品を大量生産する事が可能です。

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