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アルミニウムの機械的性質
2011.04.04
【加工について】
今日はアルミニウムの特徴をご説明させていただきます。
アルミニウムは鉄に比べて軽い!これが大きな特徴になります。重さは鉄と比較すると約35%の比重になります。
密度は (2.70 [g/cm3]) と低く金属の中でも軽量です。
純アルミニウムは強度がかなり低い。なのでジュラルミンなどのアルミニウム合金はその軽量さによって加工のしやすさを活かしつつ強度を飛躍的に改善しているのです。
アルミニウム合金はその用途によって様々な製品や加工に採用されています。
しかし、アルミニウム合金は軟鋼などと違い、応力がかかった時の変形に降伏現象を示さない。
それは侵入型固溶体である炭素によるコットレル雰囲気を持つ鉄合金とは違い、アルミニウム合金には置換型固溶体合金が多いことに起因する。
よって、構造設計等の計算を行う場合には、材料力学では降伏点の代わりに「0.2% 耐力」が代わりに用いられる。
「0.2% 耐力」とは、応力をかけた際の永久ひずみが 0.2%になる時の応力である。
モノによって様々な加工技術を施しますが、アルミならアルミ本来の特徴を活かした加工を施します。
太陽パーツではアルミだけではなく、様々な提案を行っていますので是非ご相談下さい。