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ダイカストの鋳巣対策なら太陽パーツ
2012.02.27
【ダイカスト】
ダイカスト鋳造による製品の問題点として【鋳巣】があります。
鋳巣とは、鋳造品の内部に、気孔や気泡が存在していることを言います。
鋳巣は『巻き込み巣』と『引け巣』に大別されます。
◆巻き込み巣◆
巻き込み巣は、鋳造の際に巻き込まれた空気・ガスなどが原因で生じる鋳巣になります。
できる鋳巣は丸い孔の形になります。
巻き込む巣の場合、金型内を真空にすることで改善することができます。
◆引け巣◆
引け巣の場合であれば、外引け巣・内引け巣があります。
外引け巣は主に、外側に開いた空洞になり、その空洞の下には表面上からはわかりにくい閉じられた空洞が存在する可能性があります。
内引け巣は、肉厚部や肉厚の急激な変化によって、鋳物内部など、内壁面に空洞が荒く現れます。
どちらの巣も原因は体積の減少や、給湯不足、鋳型のオーバーヒート等によるものです。
改善するには、肉厚差を避け、十分な給湯の補給、熱が集中箇所の熱を排除する方法が考えられます。
太陽パーツでは、ダイカスト鋳造時に発生する鋳巣の改善対策にも力を入れております。
より精度の高いダイカストを、より安く、お客様にメリットとなるダイカストをご提供しております。
トータルコスト削減からダイカスト鋳造品の精度を高めたい方は、太陽パーツまでご相談ください。