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環境にやさしいアルミダイカスト製品
アルミダイカストを利用する製品が増えていますね。
皆さんは、どうしてアルミダイカスト製品が増えているのか理由をご存知でしょうか?
金属加工をしている工場に見学に行くとわかりますが、金属加工をしているとどうしても切り粉というものが出てしまいます。
その切り粉は、まず集められ分類されて切り粉を扱っている会社にわたります。
そこからそれぞれの鉄工所などに持っていかれ、再び金属の塊として再デビューするのです。
意外とその量は多く、年間では数えきれないほどの材料の切り粉が手間暇をかけてリサイクルされているのです。
一方で、アルミダイカストの場合は、切り粉は一切出る事はありません。
その理由は製造方法に特徴があるからです。
アルミダイカストは製品を作る時に、アルミニウムなどの合金を溶かして金型に噴出し、冷やして固めるという製造方法を行います。
当然多少必要のない部分も出てくるのですが、不要な部分は切断をし再利用され、溶かされて再び製品として利用されています。
つまり、アルミダイカスト製品というのは無駄な材料は出ないという事になるのです。
特にアルミニウムを使ったダイカスト製品というのは、再利用率が高く捨てる材料などはありません。
そのため、お客様に依頼された製品をコストを抑えて作る事ができます。
アルミダイカストは、用途に合わせて加工方法を選択すると、損をしない部品作りをする事ができるのではないでしょうか。
金属加工というとどうしても無駄をなくすのが難しい分野だと考えられていました。
しかし、ダイカストの進化に伴って無駄が多いという解決しつつあります。
何度も材料を再利用する事ができる技術なので、地球や環境に優しいものづくりを実現する事ができる加工技術になる事は間違いありません。
ただし、アルミダイカストはある程度の大量生産でないと採算が取れないという難点も持っていますので、どの部品でも安くできるというわけではありません。
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エコダイカストでは、金型費用が従来の半額になり、イニシャルコスト削減が可能です。さらに、金型交換が容易なため、小ロット生産にも対応しております。
ダイカストでのコスト削減をお考えの際には、一度太陽パーツまでお気軽にご相談ください。