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金属切削加工が無ければ装置は作れない
2014.06.18
【切削加工】
金属切削加工は金属製の材料から刃物を使って形状を削り出す加工方法のことです。
切削加工は大まかに言うと『旋盤加工』と『フライス加工』に分けられます。
旋盤加工は主に棒状の材料を回転軸に固定して回転させ、刃物の位置を調整しながら固定して均一に削り出していく方法です。
一方、フライス加工は板状やブロック状の材料を加工台に固定し、円形の刃物を回転させて希望する部分に溝や穴を削っていく方法になります。
旋盤加工とフライス加工はともに切削加工に分類されますが、加工方法が大きく違うため、得意な加工品の種類も大きく違います。
金属旋盤加工ではネジやシャフト、ピンなどが代表的な製品ジャンルであり、フライス加工では装置の各部品を取り付けるベース部品やブロック加工品が代表製品です。
ただ、形状に差こそありますが、金属切削加工で共通するのは装置などの各種機構部品を製作するのに不可欠だということです。
機械や装置を動かすための機構部品に必要な加工精度を出せるのは現時点では切削加工が最も現実的なのです。
ただし、旋盤加工にしてもフライス加工にしても加工できる機械が細分化して種類がたくさん登場しています。
各機械の特徴をしっかり把握しておかなければ、効率的な金属切削加工ができないということは気を付けなければいけない点です。
太陽パーツでは、旋盤加工とフライス加工を含め切削加工にも強みを持っております。
切削加工での装置や製品づくりをされたい方は、お気軽にご相談ください。