ブログ
アルミダイカストと亜鉛ダイカストの違いについて
2014.11.27
【ダイカスト】
ダイカストというとアルミダイカストが有名ですが、ダイカスト鋳造はアルミニウム以外の素材でも可能です。
例えば、アルミダイカストと間違われやすいものに、亜鉛ダイカストという製法があります。
亜鉛ダイカストとアルミダイカストは素材が違うだけだと思われるかもしれませんが、実際には違う製造方法です。
その理由は、両者の金属の性質の違いに大きく関係しているからです。
アルミダイカストはアルミニウムが原料のため、強度も高く、伝導性や熱伝導などにも優れており、価格が安いこともあり、大量生産したい時にも多く利用されている製造法です。
一方、亜鉛ダイカストは、アルミダイカストよりも加工性が高い特徴があり、アルミダイカストよりも複雑な形状に加工する事が可能となります。寸法精度の高い製品づくりの際には、よく利用される製造方法です。
さらに、薄肉化ができるため鋳造後の加工の時間短縮にもつながります。
どちらの製法を選ぶかは、もちろん作りたい製品により最適なものは異なります。
太陽パーツでは、ダイカスト鋳造に強みを持ち、皆様の作りたい製品づくりをサポートしております。製品の原料のご相談から最適な製造法、コスト削減に関するお悩みまでお気軽にご相談ください。
特に、ダイカストにおいては金型費用が従来の半額になる弊社の特許製法もご用意しております!