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機械加工の基本のひとつはボール盤加工
2015.08.05
【切削加工】
機械加工、金属加工の基本中の基本でもある穴あけ加工には、「ボール盤」がよく利用されます。
ボール盤加工とひと言に言っても種類があり、穴あけを行うだけでなく、穴を広げたり、整形したりとさまざまな加工があります。
まずはボール盤について簡単にご紹介します。
そもそもボール盤とは、小型の機械で、主にドリルやリーマと呼ばれる工具を使って加工を行う機械のことを言います。
主軸とモーターがつき、左右に取り付けられるハンドルがついているので、ドリルのついた部分が上下に動き、穴あけ加工を行います。
万力などを使って据え付ける事ができる卓上タイプのボール盤もあります。
また、オール版加工では、主に3つの工程で行われることが多くなります。
最初の工程では、まず目的寸法よりも小さなドリルを使い穴を開けます。次に目的寸法に合ったドリルを使い、穴を広げる加工を行います。最後に穴の内面を滑らかにするための仕上げ加工を行う、この3つの工程が典型的な穴あけ加工になります。
ボール盤でできる加工は、主に穴あけ加工など、限られている部分はありますが、工夫をすることにより大活躍する加工法です。
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