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切削加工におけるNC加工のメリット・デメリット
2016.04.18
【切削加工】
NC加工によって、これまでは加工が難しかったテーパー加工や、R加工をする事ができるようになりました。
さらに、NC加工をする事によって生産性が飛躍的に高くなった事は間違いありません。
例えば数百個や数千個といったロット数の加工にも対応する事ができるようになったのです。
この事からもメリットが多い事は明らかですよね。
品質面でもかなりのメリットがあると言えます。
均一な製品を製造する事ができるため、製品のばらつきや不良率が下がります。
もちろん仕上げにもいい影響を与えます。焼き入れや表面処理をする時にも、仕上がり寸法を見極めた加工ができます。
さらに、複合機などを利用した場合には、1台でいくつもの加工ができる事になるので、完成品を作る事ができるというのも特徴です。
そんなNC加工ですが、メリットもあれば、当然デメリットもあります。
例えば加工数が多くなれば切れ味も悪くなります。
そのため、適度な数の製造をしたら工具の交換が必要になります。
これを守らなければ寸法精度は下がります。
また、プログラミングを行う時には、プログラミングができる人が必要になります。
それを防ぐためにソフトを導入する場合には、それなりの費用がかかり、汎用とは違って壊れた時に修理を頼む必要があります。
それ以外のデメリットについては、ほとんど想定内の事だと言えるでしょう。
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