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金属加工する際の鉄の特徴について

2017.11.14 【加工について】

金属加工で加工する金属には色々な種類の金属が使われていますが、「鉄」という金属を加工する時の鉄の特徴についてを簡単に説明していきましょう。
鉄という金属は昔から活用されている金属の一つです。加工しやすく製品の強度が非常に高いという点で昔から部品の材料として使われてきました。
しかも鉄という金属は合金や他の金属と違って、非常に価格が安いという特徴を持っていますので、世界中で様々な部分に活用されている最も身近な金属であるのは間違いないでしょう。
例えば建物などの補強のために使われている鉄筋というものや、橋の材料としても使われていますよね。自動車の多くの部品にも活用されていますし、建築材料としては足場などにも使われています。
ネジやボルトなどもまだまだ鉄で作られている製品も多いのではないでしょうか。大変利用価値の高い金属であるのは間違いないのですが、実は鉄という金属は熱されて冷やされると硬くなるという性質を持っています。
そのため金属加工を行う時にはそれなりの技術と経験が必要になる金属でもあります。さらに鉄は錆びやすいという特徴を持っているので、加工後にはコーティングを行う必要もあるでしょう。
ところで鉄という金属はそのままの状態で使われる場合もありますが、他の金属との合金で使われる事もあります。その代表的なものがステンレスですよね。
ステンレスは鉄とニッケルとクロムの合金で、耐腐食性の金属として家庭の水回りやキッチンなどの水場で使われる事がとても多いです。
鉄という金属は非常に多様性の高い金属でもあるのですね。もちろんその分加工を行う時には気を付けて加工しなくてはなりません。
鉄の加工に強い技術者が加工を行うのが望ましいというのも、硬くなってしまうと次の加工がやりにくくなってしまうからです。これを改善するためには長年の経験が必要になるのですね。
このように鉄という金属には「高い強度」「単価が安い」「加工しやすい」というメリットと、「さびやすい」というデメリットを持つ金属なのです。
太陽パーツでは鉄という金属の特性を活かした加工を行う事が可能です。鉄を使っての部品生産などのご相談がありましたら、ぜひ一度お気軽にお問合せください。

 

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