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ダイカスト金型のトラブル~かじりとは?~
2012.09.18
【ダイカスト】
ダイカスト金型のトラブルのひとつに、ダイカスト金型から製品を取り外す際、金型やダイカストの表面に発生する傷があります。
それが【かじり】です。
かじりはヒートチェックなどと一緒に発生することがあります。
それ以外にも原因として、下記のようなものがあります。
・不適切な抜き勾配
・金型表面の粗雑さ
・局部的アンダーカット
・ヒートチェック
・金型の熱膨張
・合金の焼付き
これらの現象により、製品を金型から押し出すなど、離型する時に摩擦抵抗が大きくなることで、【かじり】が発生します。
このように、かじりが発生しないようには金型に溶融アルミ合金などと反応しにくい皮膜でコーティングするなどの金型対策が考えられます。
かじりが発生することで、ダイカストの品質の低下はもちろん金型までも損傷を受けてしまいます。
生産効率・美観の劣化など、かじりにより様々な問題点があります。
太陽パーツでは、かじり発生対策にも力を入れたダイカスト技術をお届けしております。
より品質の良いもの、より長く使える金型など、お客様にメリットのあるご提案をいたします。
詳しくは太陽パーツまでご相談ください。