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溶接の種類~アーク溶接について~
2013.03.26
【加工について】
金属製品を製造する場合に欠かせないのが金属加工です。
特に金属材料を三次元的に組み立てるには、接合の工程はかかせません。
接合の中でも本日は溶接の種類についてご紹介します。
溶接による接合では、接合剤と金属素材を溶け合わせて接合する方法になります。
溶接には、アーク溶接、TIG溶接、MIG溶接、MAG溶接という種類に分けることができます。
中でもアーク溶接では、被覆溶接棒や被覆溶接ワイヤーと金属材料の間で電圧をかけることでアークを発生させます。その熱により溶接棒や溶接ワイヤーを溶かして溶接するのが、アーク溶接になります。
また、アーク溶接を行う際には、あらかじめ溶接金属がためられるように金属材料に開先と呼ぶくぼみを切削加工でつくる開先加工などの下準備も必要となります。
このアーク溶接は高電圧の器具を使用して高温融解物を扱うため危険度の高い加工となるため、労働安全衛生法第59条3項「アーク溶接」による特別教育を終了したものでなければアーク溶接を行うことができません。
太陽パーツでは鋳造や機械加工だけでなく、製品製造には欠かせない金属加工も幅広く行っております。
溶接におけるご要望などもお気軽にご相談ください。