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ボール盤加工の加工法について~切削加工~
2013.06.25
【切削加工】
切削加工には様々な加工法がありますが、そのひとつにボール盤加工というものがあります。
ボール盤加工は、簡単にいえば金属材料に穴を開ける加工になります。
加工時に用いるドリルによりその加工法には少し違いがあります。
例えば、一番単純な加工法には【ドリル穴開け加工】があります。
そして、【穴広げ加工】では、貫通した穴よりも太いドリルで直径を広げる加工を行います。この穴広げ加工には、リーマーと呼ぶ先端加工道具を用いたリーマー加工も含まれます。
穴の内側にねじの溝を刻むための【タップ加工】もボール盤加工のひとつです。
また、穴を開けたり、広げたりするだけがボール盤加工ではなく、すでに開いた穴の形状を整える【中ぐり加工】や【座ぐり加工】も加工法のひとつです。
ボール盤の加工時にもいくつかポイントがあります。
それが切断屑の排出とドリルの回転数です。
ドリルで削りながら削った切断屑がきちんと排出できるように考慮しながら加工を行う必要があります。また、ドリルの回転数を上げれば切削速度も上がります。
ボール盤加工を含む切削加工などの機械加工においては、さまざまな加工のポイントを押さえ、より精度の高い製品を、より早く製造することが求められます。
太陽パーツでは長年のノウハウをもとにお客様の製品づくりを、高精度で、より早く、そしてコストを抑えられるように、モノづくりのご提案をしております。
製品製造の際は、ぜひ一度太陽パーツまでご相談ください。