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ダイカスト鋳造の特長とできること
2013.09.02
【ダイカスト】
ダイカスト鋳造法は加圧した状態で溶融金属を流し込むため、製品の肌面が美しく、製品精度の向上が期待できます。しかも、砂型鋳造法に比べ、水蒸気爆発(砂に含まれる水分による)などの危険性もありません。
木型などの中子を利用して砂型を成形する必要がないので、作業工程を機械化することができ、人件費の削減につながり、またダイカストマシンを利用した大量生産も可能になります。
また製品化されたパーツの製造を工程化すれば、コスト削減にもなります。
溶湯(溶融金属)が加圧されるので、金型の細部まで溶湯が行き渡り、精密な製品を鋳造できます。
そのため、ダイカスト製法は砂型鋳造では難しい、精密部品の鋳造に適している方法でもあります。
ダイカスト製法の中でも、特に経済的で、鋳造しやすい合金はアルミニウム合金です。
アルミニウム合金を利用したダイカストを”アルミダイカスト”と言います。アルミニウム合金は、機械的性質や成形鋳造性にも優れているため、主に自動車産業での適用がなされ、ダイカストへの依存度が高まっている傾向にあります。
そんなダイカストを行うための「ダイカスト技能士」と呼ばれるダイカストマシン取扱いにおける国家資格技能検定もあります。
太陽パーツでは、ダイカストを得意とし様々な製品づくりをサポートしております。
コスト削減、精密部品の製造、大量生産、短納期などでお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。