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金属素材を加工する方法の種類~切削加工~
金属素材を加工する方法として、どのような種類があるのか主なものをピックアップします。
金属加工の方法には、大別すると3種類に分かれます。
研削加工・切削加工・特殊加工があり、前回は研削加工についてご紹介しましたが、今回は【切削加工】についてご紹介します。
実は切削加工には様々な切削工具があり、各切削工具によって加工できる内容が異なります。
●旋盤
円筒形の素材を回転させ、面削り、テーパー削り、中ぐり、ねじ切りなど、幅広い加工に対応できます。
●ボール盤
ドリル工具にて穴開け加工ができ、リーマ仕上げ、ねじ立てが出来ます。
●中ぐり盤
中ぐり加工ができます。
●フライス盤
フライス工具を回転させ、平面、曲面、溝加工を行う機械です。エンドミルも使います。
●マシニングセンター
マシニングセンターでは、上記加工方法をこの1台のマシンで対応できることが大きな特徴です。
切削プログラムに合わせて、必要な工具を自動で交換できる機能があります。主には3軸加工を行う機械が多くなります。
3軸タイプは上からの刃物加工のみのため、複雑な形状は品物を置き換えて対応します。その対応も面倒な部分もあるので、斜めからなども加工が可能な5軸タイプもあります。
ただし、5軸タイプは軸自体が旋回したりするため、軸にずれが発生することもあり、精度面が望めないところもあります。
切削加工をご希望される場合は、切削工具が豊富な方が様々な加工に対応してもらうことができます。
切削加工も得意としている太陽パーツではお客様にメリットのあるご提案をしております。例えば、従来切削加工で製造していた製品でも、太陽パーツのエコダイカストならより低コストで製造が可能な場合があります。
詳しくは、太陽パーツまでお気軽にお問い合わせください。