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放熱部品として相性の良いのはアルミダイカスト
2014.09.05
【ダイカスト】
熱しやすく冷めやすい、この言葉って人の性格をあらわしますよね。これを物質で表すと熱ををかけるとすぐに熱くなりやめると冷える、この性質が強いものほど熱伝導率が高いということになります。
熱伝導率が低いとそれは保温性能に優れる、逆に高くなると放熱効果が高くなる、物質それぞれにその特性が存在します。
それではアルミダイカストはどうでしょうか?
その伝導率は材質によって異なりますが、アルミダイカストでは150から200程度であり鉄はおおよそ50程度ですから、約鉄の3倍から4倍の熱伝導率を持ちます。
もちろん、銅などの材質に比べるとこの点では劣りますが、その価格と量産性を考えると放熱を必要とされる部品ではなにかと利用されることが多くなっています。
その代表例では自動車エンジンのヘッドや投光器など非常に多くの熱が発生する場所に、放熱を目的としたヒートシンクとして利用されています。
又、アルミダイカストは比重が低いといった特性も併せ持ちます。
こういった放熱を目的とした部品はどうしても大きくなってしまいますので、ヒートシンクで使うにはもっとも適した材料であるともいえるのです。
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