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エアー機器の製造にも用いられるダイカスト鋳造
2014.09.18
【ダイカスト】
太陽パーツでは、鋳造方法の一つ、ダイカスト鋳造にも対応しております。
ダイカストは、他の鋳造方法では見られない特徴があります。それは湯を高温、高圧で金型に流し込むことです。
これにより、出来上がった製品は非常に精度が高く、鋳肌面もきれいという利点があります。
でも、ダイカストの利点はそれだけではありません。
高温、高圧で型に流しこまれた材料は組織そのものの密度が増します。
組織が詰まっているということは、その製品そのものが非常に高い気密性を持つようになります。
特に製造業で使われる様々な装置の制御や動力として使われることの多いエアー機器は、エアーを使うのですから配管からつながるレギュレーターやエアーガンといったものはほとんどがダイカストで出来上がっています。
また、家庭においても可燃性のガスを使う部品のほとんどがダイカストで作られており、中にはダイカスト以外の材料は使用ができないといったものも存在します。
ただ、こういった気密部品として使用する場合には、金型の構造や出来上がった製品を考慮する必要があります。
その理由は高熱であるが故に、金型内での温度のばらつきによって組織の弱い部分ができるためです。
それを何とかするのがダイカスト鋳造のノウハウの一つといっても過言ではないでしょう。
エアー機器の部品製造を含め、太陽パーツではあらゆる製品製造をサポ―トしております。
また、製造コストを抑えた弊社だけの特許製法、エコダイカストで既存の製品もコストを抑えられる可能性があります。
ぜひ、一度太陽パーツまでご相談ください。