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ダイカスト用アルミニウム合金の特性について

2015.12.25 【ダイカスト】

ダイカストで使われているアルミニウム合金にはそれぞれに特徴があります。
その特徴をしっかりと調べる事によって、どの様な部品に適しているかがわかります。

まずダイカストに利用する金属には、製品にも影響を与える事もあるので、用途に合った金属を選ぶ事が必要になります。

①流動性が高い金属である事
ダイカストは溶けた金属を金型に圧入して冷やし固めるという加工方法なので、利用したい材料が鋳造に向いている金属である必要があります。

②冷えた時の変化が少ない事
ダイカストは熱して溶かした金属を金型に圧入し、冷やし固める事によって部品の製造ます。
この冷やした時に熱間割れなどを起こさない金属である必要があります。

③金型に優しい金属である事
金型は金属でできているので、その金型にも溶融温度というものが存在しています。
なので金型の溶融温度よりも低い温度で溶ける素材が望ましいです。

ダイカストで利用される合金にはアルミニウム合金が最も適していると言われています。
現在ダイカストで利用されているのは全部で14種類(JIS)です。
その中でもADC12種という合金が最も多くダイカストに利用されています。

アルミニウム合金はリサイクル性が高く、溶融温度が低いのでリサイクルをするにもエコという優れた特徴があります。
軽い金属なので自動車部品などに向いています。

また、耐食性が高かったり電気を通すという特性もあるのに磁場に影響されないという特性があるので、磁気の多い電化製品などの部品にも向いています。

これらの特性を総合すると、アルミニウム合金はダイカストに向いていると言えます。
なによりもエコにつながっているということがとても好感が持てる金属なのです。

太陽パーツでは、そんなダイカスト技術を駆使し、お客様の求める製品を製造しております。
また、弊社では特許製法である【エコダイカスト】により、金型費用が従来の半額になり、コスト削減も可能です。
アイデア段階のからの製品製造もサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。

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