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バリ取りの種類について【後編】
2016.04.08
【加工について】
金属の部品を製造する時に、最後の仕上げとしてバリ取りを行うのが一般的です。
前回に引き続き、そんなバリ取りの種類についてご紹介いたします。
・薬品を使ったバリ取り
部品が小さく、機械や手作業ではバリ取りが難しい場合に行う方法です。
薬品を入れた入れ物の中に製品をいれます。
その状態のままにしておくと、やがて薬品でバリが溶けていくというわけです。
この方法であれば、バリ取りをしなくても済みます。
ただし、どの金属がどの薬品で溶けるのかなどを把握してバリ取りを行う必要があります。
・加熱してバリを溶かす方法
焼き入れをする素材の場合には、バリ取りをせずにそのまま焼き入れをする事があります。そうすることで、熱によってバリを溶かします。
ただしあまりにも大きなバリの場合は溶け残る事があるので、取り除いてから焼きに入れるといいでしょう。
さらに熱加工をしてバリ取りを行う方法もあります。
この方法はさまざまな形状のバリ取りに使える方法です。
バリ取りは完璧な商品を作るために必要な仕上げです。
最新の注意をはらってバリ取りを行い、美しい仕上がりの部品に仕上げます。
太陽パーツでは、お客様の作りたい製品づくりをサポートしております。
もし製造に関することでお悩み事などございましたら、お気軽に太陽パーツまでご相談ください。