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着色も可能なアルミの表面処理「アルマイト」~その2~
2018.05.14
【加工について】
前回は着色もできるアルミの表面処理について、いくつかのアルマイト処理をご紹介させていただきました。今回も前回に引き続き、さまざまなアルマイト処理をご紹介していきたいと思います。
・光沢白アルマイト
通常のアルマイト処理よりも光沢が欲しいという製品のための処理です。化学薬品を使って光を放つような処理を施す事ができます。
・光沢黒アルマイト
光沢白アルマイトと同様の効果と処理を施します。色は黒色アルマイトと同色になります。
・硬質アルマイト
通常のアルマイト処理よりも強度の高い酸化被膜をコーティングする処理方法です。通常のアルマイトより耐摩耗性と耐蝕性に優れています。
・テフロン硬質アルマイト
硬質アルマイト処理をしてできた穴にテフロンを含浸させた処理です。滑りが良くなり撥水性も良くなるため、様々な部品に利用されている処理法です。
・白アルマイト
一般的なアルマイト処理で、処理をする事で通常よりも耐摩耗性や耐蝕性に優れた部品になります。色は白色ですが素材の色が反映されやすいので、素材によって多少変化します。
・黒アルマイト
一般的なアルマイト処理で、黒の染料を混ぜて処理を行います。耐摩耗性や耐蝕性については白アルマイトと同様の効果を得る事ができます。
このようにアルマイト処理と一言で言っても、色々な処理ができるようになってきました。
先に説明したように、カラーアルマイトを施した部品は、見やすく組み立てがしやすいというメリットと、製品としての美しさを際立たせるのに役立ちます。
アルマイト処理でお悩みなら、太陽パーツへぜひお気軽にご相談ください。