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所定の形状を作る切削加工による金属除去

2019.05.07 【切削加工】

切削加工は別の言い方で除去加工とも言います。その名前の通り、金属の塊から不要な部分を削って除去して必要な形状を作るからこの言い方をします。
加工に使うツールはチップやバイトなどを使って加工を行います。切削加工に使用される機械は旋盤加工といって材料を高速で回転させ、バイトやチップなどを当てて不要な部分を取り除く方法があります。
他にもフライス加工といってドリルやエンドミルといったツールを高速回転させ、固定した金属の不要な部分を削るという方法があります。切削加工に使われている機械もさまざまです。
旋盤加工、フライス加工、ボール盤などの穴あけ加工、ブローチ加工、歯車加工などが切削加工に含まれています。切削加工はオートメーション化もできて非常に優れた技術です。
ですが大きな素材を削って加工するため、大量の切りくずも同時に発生します。製品の形状によっては切りくずの方が多くなる事もあるかもしれません。
そのため製品の素材によっては切削加工だとコストがかかったり時間がかかってしまう事も考えられます。このため切削加工を行う際には材料費や人件費などのコストが高くなる事もあるでしょう。

また、切りくずが大量に出ない場合でも、切りくずが出る事を考慮して切削加工を行う必要があります。なぜならば切りくずが製品に傷をつけてしまう可能性もあるからです。
なのでどんな刃物で加工するのかや、切込みの量や切削の回転数、そして送りなどについてもよく考慮してプログラミングを行う必要があるでしょう。
マシニングやNC旋盤などの場合はカバーがついていてケガや切りくずが飛んでくる事はありませんが、むき出しの状態で加工する切削加工機械を扱う時には十分に注意する必要があります。

また、ボール盤などで穴あけを行う時には、ドリルなどの状態によっては折れてしまう事もあるので十分に注意しながら加工を行います。
高い寸法精度の製品の加工が行えるため、金型などの製作にマシニングセンターや多軸切削機械などが活用されています。

太陽パーツではダイカストやアルミ押出のための精密金型を生産するため、2次元図、3次元図データを用いて作成を行います。
その他の部品の生産でも切削加工での依頼にも対応しています。切削加工の事、金型製作についてのご相談はいつでもお気軽におたずねください。

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