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鋳造方法の比較 ~2~

2020.01.10 【ダイカスト/加工について】

メリットは砂型鋳造とほとんど変わりません。

ただし砂型同様に圧入するわけではありませんので材料が漏れてしまう事もありますし、薄肉の製品の生産には向いている技術ではないかもしれません。
低圧鋳造は重力を利用して金属を流しこむのではなく空気圧を利用して流し込みますので、より砂型や金型鋳造よりも複雑な形状の製品をつくる事ができるメリットや、鋳造による空気の巻き込みなどが軽減できるメリットがあります。

デメリットといえば低圧なので圧入するのに時間がかかったり、冷やすのに時間がかかってしまうので小ロットの製品の生産に向いているかもしれません。

 

最後にダイカストですが、ダイカストは高圧で溶けた金属を射出して製品をつくる技術です。
ダイカストの金型は最も複雑な形状でかつ薄肉の製品の生産にも優れています。
早く射出して冷却も短時間でできるため、大量生産に向いた鋳造技術です。メリットが非常に多く、非常に精度の高い製品をつくる事が可能で、インサートの利用ができ二次加工をあまり必要としない製品の生産にも向いています。

また、材料についてもリサイクルが可能なのでエコです。ただし、最も生産性が高いのですが金型が高価なのが唯一のデメリットかもしれません。
実はこの金型が高いという理由で小ロットの製品の生産には向かないと言われているわけです。
ただ比較してみるとやはりアルミダイカスト技術を使う方が全体的な工程が少なくなる事も多いです。
金型の費用が何とかなれば小ロットでも活用する価値はあるでしょう。

 

太陽パーツではアルミダイカストの金型を従来の金型のおよそ半額に抑える事が可能です。
もしも小ロットの製品の生産にアルミダイカストを使いたいのであれば、気軽に太陽パーツへご相談ください。

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