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「精密加工」「特殊加工」とは??

2020.02.04 【加工について】

精密加工と言うと「すごく細かい作業」というイメージがありますが、金属加工での精密加工というとどんな加工の事なのか気になりませんか?

今回は金属加工業で精密加工というとどんな事なのかについてをご紹介いたします。

まずは金属加工業での精密加工とはどんな加工の事を言うのかを簡単に説明すると、寸法精度が高い事、つまり指定されている寸法の公差の範囲にできるだけ収まっていたり、指定された面の粗さになっているかなどが重要です。
もちろんこれだけではありません。
作られる製品の種類によっても精密加工の意味が変わってきます。例えば溶接をする時の精密加工であれば、溶着した場所に不要な金属がついていないかどうかとか、歪みや変形が無いかどうかなども含まれるでしょう。
特に焼き入れなどを行った時などには、歪みや変形をいかに防ぐ事ができるかどうかが重要なので、より歪みや変形を起こさないような加工を精密加工などと言います。
部品によっては公差が限りなく0に近い精度の寸法が必要になる事もあり、より高い寸法精度の製品の生産を行える加工を精密加工機械などと呼ぶ事もあります。

簡単に言うと、精密加工とは『寸法精度が高い』『見た目が美しい』『歪みや変形が無い』加工の事を言うのです。

精密加工の他にも『特殊加工』もあります。特殊加工とは何か?
精密加工とはどこが違うのかを簡単にご説明いたします。

特殊加工というのは何か製品をつくる時に、いつも行っている加工方法では加工が難しい時に、他の技術や技法を用いて加工します。
例えば金属加工で言えば『放電加工』や『プラズマ加工』『レーザー加工』などがこれに当たります。
この二つは全く別のもののように見えますが、実際には精密加工をしなくてはならない時に特殊加工を行い、必要な精度を出すためこの二つは切っても切り離せない関係にあるのです。

双方の条件を満たせる加工方法としては、ホーニングという加工技術、ラッピングという研磨技術、バフ仕上げ(バフ掛け)という研磨技術、ショットブラストという光沢を出さないようにする仕上げなどがあります。
他にも放電加工や溶射、プラズマ加工そしてレーザー加工などがあります。これらの特殊加工を施す事によって、結果的に精度の高い見た目の美しい製品を生産する事ができるのです。

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