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バーリング加工をご紹介!

2020.02.26 【加工について】

バーリング加工とは何か?

製品の形状を見ればすぐに「これがバーリング加工か」となりますが、この名前を聞いただけではどんな加工の事を言うのかわかりにくいですね。

 

別名を穴フランジ加工ともいわれるバーリング加工は、金属に穴をあけてその穴に筒を取り付けた、フランジの形状に加工する加工方法の名前の事を言うのです。
バーリング加工を施した部品は様々な用途に使われているため、用途や要望に応じて二次加工を施す事も可能です。

例えばフランジの内外にねじ切り加工を施したりもできます。
バーリング加工と絞り加工を融合させた形状などを作る事も可能です。この加工は絞り加工を施してカットを入れる加工よりも、変形しないので製品の精度や見た目も美しく仕上げる事が可能です。
特に金型を製造する時には精度の高い製品をつくる事ができるので、バーリング加工や絞り加工をプラスした加工はとても重宝されています。

また、フランジ加工は加工をする時の位置決めなどにも応用できて重宝します。
他にもエンボス加工といって立体的に盛り上げる加工との併用も可能です。
このエンボス加工との組み合わせでは、薄肉の製品の強度をより高める事が可能です。

様々な加工に用いる事ができるエンボス加工は活用されています。
加工できる形状は円形、四角、楕円形で、中でも円形は全体的に薄肉になりやすいので、他の形状よりも技術が必要になります。
なぜならば、フランジは材料である金属を伸ばして加工を行うためですが、薄くなりすぎると割れてしまうからです。割れる前には縁の部分に亀裂が入るのでわかりやすいでしょう。

 

このようにフランジ加工は様々な製品に用いられる技術です。美しく仕上げるためには金属の特性や限界を考慮して設計を行う必要があるでしょう。

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