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ボール盤加工による穴あけ加工 ~1~

2020.04.14 【加工について】

ボール盤加工は穴を開ける加工の事です。

他にも開けた穴を大きく広げたりするのもボール盤加工と言い、木材でも金属でもプラスチックでもあらゆる素材に穴あけ加工ができます。
穴あけ加工そのものをボール盤加工というわけではありませんが、基本はボール盤という機械を使って加工を行います。
ボール盤以外にも旋盤加工やフライス、NC旋盤、マシニングセンターでも穴あけ加工をする事ができますが、特に穴あけ加工に関してはボール盤は非常に優れています。

そもそもボール盤という機械は、台となるテーブルの上に素材を万力などで固定し、穴あけしたい座標に回転させたドリルを降ろして穴あけ加工を行います。
ボール盤も他の加工機械と同様にいくつかの種類があり、適したボール盤を使って最適な加工を行います。

最も有名でどなたでもご覧になった事があるのが『直立ボール盤』という機械でしょう。

まるいテーブルに製品を固定し、主軸にドリルを付けて回転させ、レバーを手前に引いて穴あけを行います。

『ラジアルボール盤』はフライス盤のようなテーブルの上に材料を固定して、穴あけ加工屋穴を広げる加工を行いますが、直立ボール盤が小さな製品への穴あけ加工に適しているのとは対象に、大きなドリルで大きな穴を開けるのに適しています。

『卓上ボール盤』は作業台などの上に設置する事ができるボール盤で、直立ボール盤と同じように位置決めをしてから穴を開けていきます。

比較的小さな径の穴を開けるのに適しています。

一般的なボール盤と言えばご紹介した3つのタイプですが、ちょっと特殊な『多軸ボール盤』というものもあります。
このボール盤は複数のツールを取り付ける事ができ、複数の加工を同時に行う事ができますが、汎用機というのはあまりありません。ほとんどは専用機として作られています。
他にも一つのテーブルに二つのボール盤が並んで付いている『多頭ボール盤』があります。このボール盤も特殊なボール盤で、一度の段取りで複数を同時に加工する事ができます。

 

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