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ダイカストの利点を生かしてコスト削減

2020.04.24 【ダイカスト】

普段私たちが利用している様々な製品には多くの部品が使用されています。

その部品は金属やプラスチックを組立て使用していますが、部品の多さは製品の価格にも少なからず影響を及ぼします。

少しでもコストを削減して製品の価格を安く抑える事は、企業にとっては非常に重要な問題ですが、それを実現する事ができる可能性があるのがダイカストでの部品の生産です。

今回は、製品生産のコスト削減の実現を可能にする「ダイカスト」の利点をご紹介いたします。
そもそもダイカストはアルミ合金、亜鉛合金、マグネシウム合金などの非鉄金属を効率よく加工するために、昔から利用されている生産技術です。
部品一つ一つの金型を生産し、その金型で一度に複数の部品を同時に生産する事ができるため、大量生産による部品一つ当たりのコストを抑える事ができます。

利点は大量生産だけではなく、金型の進化に伴って複雑な形状の部品の生産が可能となったため、部品の数を減らす事も可能となり、それにつれて部品の生産工程数を減らせる点も利点です。
一般的な金属加工による部品の生産では、部品の加工を行う時に出る余分な材料の廃棄にも費用がかかりますが、ダイカストの場合はほとんど廃棄する事はありません。

使用する素材にもよりますが、ダイカストで使用する金型は寿命も長く、製造プロセスの選択によっても金型の傷みを軽減させる事も可能です。
金型の精度も非常に高く、公差の厳しい製品の生産にも向いています。

例えばマルチスライド式工法では、複雑な部品を一つの部品として組み立てた状態で生産できるので、組み立ての工程を減らせます。

このように、現在のダイカストでは様々な工夫がこらされ、かつ精度の高い製品の生産が可能となっているので、時間、不良、コストの削減を実現させる事ができるのです。

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