搬送機器に使用されるプレートについて、お客様よりロストワックスでの検討依頼がありました。当プレートは新製品に使用される部品でしたが、立ち上げ時期が4か月後であり、短納期にて量産化する必要がありました。当初、お客様より強度の観点から鉄SS41にて製造したいというご要望をお聞きしていましたが、ご要望の機械的性質をアルミでも満たせることから、量産までのリードタイムを短縮できるダイカストにて製造することを提案しました。
ロストワックスの場合、
①金型手配までのお打ち合わせ：2週間
②原型製作：1か月
③試作（機械加工含む）：2か月
④検証後量産化：2.5か月
が必要であり、量産納品まで6か月必要です。

ダイカストの場合、
①金型手配までのお打ち合わせ：2週間
②金型製作：1.5か月
③試作（機械加工含む）：2週間
④検証後量産化：1か月
となり、3.5か月で量産納品が可能となります。

希望納期に間に合うことが必須条件であり、ダイカストにてご発注頂きました。

ダイカスト鋳造 コストダウンNaviは当事例のように、最適な工法の提案を行います。当社は、ダイカストだけでなく砂型鋳造、ロストワックス、切削加工など、多様な工法を扱っています。そのため、各工法に熟知しているため、当事例のような工法提案が可能になります。お客様のご要望に合わせて最適工法の提案を行いますので、お気軽に当社にご相談ください。