板金・溶接品の場合、溶接後の歪み取りが発生するなど、仕上げ加工が必要となることが多くあります。
また、アーク溶接をはじめとしたハンド溶接では、溶接技術の標準化が難しく、作業員によっては手直し作業に大幅な時間を要します。
ダイカスト鋳造では、複雑形状の成型や複数部品の一体成型が可能となりますので、溶接が不要となり、仕上げ工程を大幅に短縮することができます。
また、寸法誤差5-7/1000mm程度の成型も可能であり、二次加工レスが実現できます。
形状によってはダイカストでの対応が難しい場合もありますが、「こんな形状、ダイカストでは無理だろう…」と思われていた製品を、ダイカストに工法変換することで、大幅なコスト削減、製造リードタイムの短縮を実現した事例が多数ございます。
先入観にとらわれず、一度当社に御相談ください！ベストな提案をさせて頂くことをお約束します。

ダイカスト鋳造の大きな特徴として、生産性が高い点が挙げられます。
溶接品と比較した場合に生産サイクルが短いため、製造リードタイムの大幅短縮が可能となります。
さらに、プレスにより部品を成型した後に溶接を行うような生産工程ではプレス金型が必要となり、金型変更に時間がかかるため、小ロット生産には向きません。
当社の、ダイカストカセットシステムは、材料変更がない場合はキャビティのみの変更で段取り替えがすみますので、多品種小ロット生産でもリードタイムの短縮を実現できます。

段取り替え時間を、従来ダイカストより1/2に短縮！
段多品種生産でも、溶接による複合品からの工法変換を実現できます！

ダイカストカセットシステムは、上述の通り、段取り替え時間を短縮できる特許製法です。
多品種小ロット生産において、当社のダイカスト製法は何より強みを発揮します。

従来ダイカストとカセットシステムを比較！ 金型交換時間

金型交換時間を1/2に短縮できるため、
多品種小ロット生産におけるダイカスト鋳造が可能となります！

上記段取り時間、生産時間は参考になります。仕様、製品サイズによりこららの時間は異なります。