特許製法のダイカスト鋳造へ工法変換し、コストダウンを実現! ダイカスト鋳造 コストダウンNavi

Produced by 太陽パーツ株式会社

ダイカスト鋳造 コストダウンNaviの
技術情報・コラム
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ダイカストの試作について

2022.02.28

みなさん、こんにちは。

今日は「ダイカストの試作」と題してお送りします。

「ダイカストで試作だと?イニシャルコスト高いのにできるか!」

おっしゃる通りでございます。
で、みなさまどうしてますか?

たぶん・・・・・・

「形状見るだけなら、今なら3Dプリンターがあるんだよ!」

「強度見たかったら、切削で作ればいいんだよ!」
 ・・・高いから1個作るのやっとやけど、、、(心の声)

「他にも、、、うーーーーん、無いか。」って感じじゃないですか。

そこは太陽パーツにご相談ください。
もちろん、3Dプリンターでも、切削でもできますが、当社では目的に応じて
他の方法も提案させていただきます。

1.とにかく形状が見たいから早く作って!

3Dプリンター

メリット

① 早い
② 安い
③ 作る側としても取り扱いが楽。

デメリット

① 積層で粗い。(細かくも出来るが時間がかかる)
② 強度が無い。
③ 寸法精度は期待できない。

光造形

メリット

① 早い
② 3Dプリンターより緻密で強度もそれなりにある。

デメリット

① 3Dプリンターより高い
② 寸法精度もそれなりにある。
③ 作る側からは取り扱いが、ちと面倒。(笑)

2.実際に組み込みたいから、強度がいるねん!

切削

メリット

① 無垢材から削るから強度はある。

デメリット

① 工具が入る事が絶対条件なので、形状的に制約ができる
 →つまり、設計通りの形状にする事が難しい。
② 加工応力が残るため、想定外に強度がない部分があったりする。
③ 複雑になればなるほど、爆発的に高価になる。
④ 加工時間が長い。複数個作るとなると、相当な時間が必要。

石膏鋳造

メリット

① 実際に鋳造するため、比較的ダイカストに近い特性が得られる。
② マスターモデルに対して、寸法精度は比較的良い

③ 複数個作る事が容易
④ 3Dプリンターや光造形でマスターモデルを作るなら比較的早く作れる。

デメリット

① マスターモデルを3Dプリンターや光造形で作ると精度がそこで決まってしまう。
② 精度を求めると、どうしてもマスターモデルを切削などで加工する必要があり、切削特有の形状制約を受ける。

RPロストワックス

メリット

① 実際に鋳造するため、比較的ダイカストに近い特性が得られる。
② マスターモデルに対して、寸法精度は比較的良い
③ 複数個作る事が容易

デメリット

① マスターモデルを光造形で作るため、精度がそこで決まってしまう。

3.組み込んで実機テストを数多くやりたいねん!

ダイカストカセットシステム

メリット

① 本型の半額で作れる
② 精度は本型と同じ
③ 部品は欲しいだけの数を作れる
④ 小ロットならそのまま量産も可能

デメリット

① 本型の半額と言えど、半額はいる。(笑)

最後に

いかがでしたか?
試作と言えど、目的は開発ステージでそれぞれ異なりますね。
その目的に応じて、試作工法も選択しなければいけません。

太陽パーツでは、多様な工法を有していますので、
目的に応じて最適な提案をさせていただきます。

試作でお困りの時も、太陽パーツにご連絡ください!

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特許製法であるダイカストカセットシステムを軸とした他社には真似できない強みにより、
皆様に高品質・コストダウン・製造リードタイムの短縮といったメリットを提供します。

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