抜け勾配
抜け勾配とは、溶湯を金型に射出・充填して凝固後に金型からダイカストを取り出す際に、容易に抜けるようにするために必要な形状を抜く方向に傾斜をつけたものです。抜け勾配が不充分だと製品を取り出す際に、製品が金型にかじりついたり、製品が変形したりすることがあるので、抜け勾配は大きい方が抜けやすいです。しかし抜け勾配が大きすぎると、肉厚や削り代が大きくなるので、抜け勾配はできる限り小さい方が望ましいです。ダイカストコストダウンNaviでは、適切な抜け勾配の設定をしてダイカストを行っています。ダイカストでお困りの方はダイカストコストダウンNaviにご相談ください。